伝えるということ【ラヴィーちゃん】
人が行き交う街中に、目が見えないホームレスが座っていました。
足元には「私は盲目です。お金を恵んでください」と書かれたダンボールと、お金を入れてもらうための缶が置いてあります。
しかし、通行人からは、お金をほとんど入れてもらえません。
そこに一人の人がやってきて、ダンボールの文字を書き換えました。
すると、お金がどんどん入るようになりました。
書かれていたのは「今日は美しい日です。しかし、私は見ることができない」という言葉でした。
これは、広報の本質を物語る話だと思っていますピョン。
広報に限らず「人に何かを伝えるとは」「人のココロに響くものとは」というものを教えてくれる話ですピョン。
上記の話では「実感」を生む言葉にすることで、人のココロに何かを届けたということですピョン。
これが春ならば「桜が美しい季節です。しかし、私は見ることができない」に書き換えたり、雨の日なら雨の日の言葉をというようなことも考えられますピョン。
これをラヴィッツに置き換えてみますピョン。
「私たちは大阪ラヴィッツです。ハンドボールの試合を見にきてください」とだけ連呼すれば、お客さんは増えるかといえば、難しいと思いますピョン。
なので、あの手、この手でアプローチしているわけですピョンけど、答えがない世界ですピョン。
突き詰めていけば「あの人は動物好きだけど冷たい人」「あの人は冷たいけど動物好きな人」のように、言葉の順番を入れ替えるだけで伝わり方が変わるということぐらいは分かってきますピョン。
このようなものは自分で試行錯誤すればいいだけですピョンけど、チームのメインである選手は何ができるのかという疑問に当たりましたピョン。
というわけで「スゴく短い時間の間に、選手は何かを伝えることができるのか?」というテーマから生まれたのが、Twitterでおこなっている「2秒でラヴィッツ」ですピョン。
幸いなことに、ラヴィッツは、2秒で伝えてくれる選手ばかりでしたピョン。
中には「ん?」というものもありましたピョンけど、それはそれで楽しいものですピョン。
見ていただいてる皆さんの中には「面白いなぁ」と思ってくださる方もおられれば、あるいは「そろそろ飽きたな」と思われる方がおられてもまったく不思議ではないですピョン。
「ハンドボールチームの広報になっているのか?」という説もあるかもしれないですピョンけど、これはなっていると思っていますピョン。
説明すると長くなるので省略しますピョンけど「またラヴィッツが何かやってるわ」ぐらいでも思っていただけたら十分と考えていますピョン。
その「何かやってるわ」という反応のために、また新たに何かをやりたいですピョン。
それまでは「2秒でラヴィッツ」にお付き合いいただけたら嬉しいですピョン。